Y
Your Place Or Mine?
1963
Album概要
フリップ・フィリップスのアルバム『Your Place Or Mine?』は、1963年にギタリストのデル・スタトンとのデュエットで録音された作品です。ノーマン・グランツ率いるジャズ・アット・ザ・フィルハーモニック(JATP)でテナーサックス奏者として名を馳せたフィリップスは、フロリダで半引退生活を送っていた時期にこのアルバムを制作しました。JATP終了後の約20年間でフィリップスが制作したアルバムはわずか2枚のみで、そのうちの1枚です。アルバムでは、フィリップスが自身のお気に入りのスタンダード曲を幅広く演奏し、絶好調ぶりを見せています。マスター音源は紛失しており、初期コピーからアルバムがリリースされました。
このアルバムは、友人同士の軽妙なやり取りが印象的で、10曲でフィリップスのサックスが中心的な役割を果たしています。彼は3曲でバスクラリネットも演奏しています。デル・スタトンはギターとベースを演奏し、足踏みオルガンのアタッチメントを使ってサウンドに厚みを加えています。このアルバムは、自信に満ちた「紳士の音楽」と評されています。
レコーディング情報
1963年、フロリダ州マイアミにて録音。オリジナルLPはクライヴ・アッカーとエド・コッハーがプロデュース、再発盤はスティーヴ・ワグナーがプロデューサーを務めた。CDはロバート・G・コスター、オリジナルLPはジョー・ボートンが監修。
参加ミュージシャン
- Flip Phillips (テナーサックス、バスクラリネット)
- Dell Staton (ギター、ベース)
音楽的意義
このアルバムは、フィリップスが半引退期間中に録音した数少ない作品の一つとして重要な意味を持つ。フィルハーモニック・ジャズでの初期のより華やかな活動とは対照的に、彼の演奏のより親密でリラックスした側面を捉えている。このアルバムは、フィリップスの卓越した演奏と、彼とデル・スタトンとの相互作用が高く評価されている。
「Your Place or Mine?」というタイトルは、フィリップスとスタトンの自宅で交互に行われたジャムセッションから生まれた。
トラックリスト
Apple Music
コメント